インビザライン　費用から見る　信頼できる歯科医院選びのポイント

2024年1月31日2024年7月7日

インビザラインは、目立たない歯科矯正として人気のマウスピース型矯正装置です。しかし、この治療を受ける際には、自分にあった歯科医院をどうやって選べばいいの？と感じる人も少なくないと思います。この記事では、インビザラインの費用から見る歯科医院選びのポイントを分かりやすく解説して参ります。

インビザライン費用の相場

インビザラインの費用は、部分矯正で約30万円から40万円、全体矯正では約70万円から110万円程度です。ただし、これらの費用はあくまで一例であり、実際の費用は各患者さんの口腔内の状態や治療計画によって異なります。その中でも最初に確認すべきことは、初期費用と追加費用の内訳を正確に知ることです。

インビザラインにおける矯正費用の内訳を詳しく知りたい人は『インビザライン分かりやすい矯正費用』の記事を読んでみて下さい。https://invisa.jp/tips/2024/01/20/%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%93%e3%82%b6%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%bb%e7%9f%af%e6%ad%a3%e8%b2%bb%e7%94%a8%e3%81%ae%e5%9f%ba%e6%9c%ac/

アライナー枚数と具体的な費用例

インビザラインの費用は矯正装置であるアライナーの枚数によって大きく左右されます。各アライナー枚数と適応症例に対する具体的な費用は下記の通りです。※下記費用は審美矯正グループの費用を抜粋　※記載料金は基本的に追加料金が発生しない総額制で記載

①エクスプレス

・アライナー枚数目安：7枚以内
・治療期間目安：3~4ヶ月程度
・適応症例：後戻り症例などごく軽度の不正歯列、プチ矯正、ちょっと気になる歯並びのずれに
・料金：330,000円（税込）※月額 4,406円〜（84回分割払い）

②ライト
・アライナー枚数目安：14枚以内
・治療期間目安：10ヶ月程度
・適応症例：軽度の不正歯列、軽度の噛み合わせの悩みや、少しガタガタしている歯並びに
・料金：550,000円（税込）月額 7,391円〜（84回分割払い）

③モデレート
・アライナー枚数目安：26枚以内
・治療期間目安：1年程度
・適応症例：中度の不正歯列、大きく咬み合わせを変えない中度の症状に
・料金：770,000円（税込）月額 10,348円〜（84回分割払い）

④コンプリヘンシブ
・枚数目安：枚数制限なし
・治療期間目安：1年半~3年程度
・適応症例：重度の不正歯列、あらゆる歯並びの悩みに
・料金：990,000円（税込）月額 13,299円〜（84回分割払い）

費用から見る歯科医院選びのポイント

Point1:治療計画と費用の説明

インビザラインの治療期間は、一般的には半年～２年程度と言われています。治療期間内にかかる追加費用はもちろん、計画より長期的な治療が必要となった場合の費用とサポート内容まで、丁寧な説明を聞けることはとても重要です。矯正治療にかかる一般的な費用「精密検査料」「矯正装置料」「矯正調整料」「追加アライナー料」「リテーナー料」などについては、初期費用に含まれているか、追加費用として支払いが必要か、分かりやすく説明して下さる歯科医院を選びましょう。

Point2:治療プランの複数提示

インビザラインの治療は個々の症例に応じて異なり、部分矯正、全体矯正でも大きく費用が異なります。患者さんご自身の希望、要望をヒアリングし、治療の選択肢を分かりやすく説明してくださる歯科医院をお勧めします。

Point3:実績と経験

豊富な実績と経験を持つ医院は、複雑な症例にも対応可能で治療の質が高い傾向にあります。歯科医院選びに迷った際は、年間症例数を基準にランク分けされた「インビザラインプロバイダー」が年間症例数150件を超えるダイヤモンドステータス取得以上の歯科医院をお勧めします。ダイヤモンドステータス取得医院の割合は約１％と言われています。

Point4:支払い方法の選択肢

クレジット支払い、分割払いやデンタルローンの有無など、支払い方法の選択肢

Point5:患者さんのレビューや評判

他の患者の体験談やレビューは、医院選びの重要な参考資料となります。歯科医院が作成したホームページなどに書かれている情報だけではなく、他の患者さんの顧客としての体験も確認しておきましょう。