インビザラインって前歯だけ綺麗に出来るの?

なるべく治療費用を抑えて、気になるところだけ(例えば前歯だけ)矯正したい!そんな希望がある人は少なくありませんよね!?インビザラインにおける部分矯正には『治療費が抑えられる』『治療期間が短期間で終わる』という大きなメリットがある反面、様々なデメリットもあります。この記事では、皆さんがより素敵な歯並びを手に入れるために、部分矯正に関わる大切な情報を詳しくお伝えして参ります!

目次

インビザラインとは

インビザラインは、透明なプラスチック製マウスピースを用いた歯科矯正方法です。従来のワイヤー矯正と異なり、目立ちにくく、取り外しが可能なため、日常生活における違和感が少ないのが特徴です。このシステムはアメリカのアライン・テクノロジー社によって開発され、現在では世界中で広く利用されています。

インビザラインで前歯のみ治療はできるの?

インビザライン矯正での前歯のみの部分矯正が可能です。ですが、部分矯正で治せる歯並びの症例は軽度の症状であり、抜歯の必要がないことが前提条件となります。部分矯正で治すことが出来る主な歯並びを一緒に確認して行きましょう!

部分矯正で治せる主な歯並び

・歯間スペース(間隙)の治療: 歯と歯の間に存在する歯間スペース(間隙)の問題は、部分的な歯列矯正に適しています。これは主に「間隙閉鎖」として知られ、歯を移動させてスペースを狭め、理想的な噛み合わせを実現します。

・クロスバイト(噛み合わせの重なり)の補正: クロスバイトは、上下の歯が正しく噛み合っていない状態を指します。部分的な矯正により、歯の噛み合わせを適切に調整し、正常な噛み合わせを取り戻します。

・歯のインクライン(傾斜)の調整: 歯のインクラインは、歯が垂直に対して傾いている状態を指します。部分矯正によって、歯を正しい位置に調整し、適切な噛み合わせと美しい歯並びを実現します。

・歯のサイズの不均等: 歯のサイズの不均等は、歯列矯正で解決できます。歯を調整し、不均等なサイズを均衡させ、調和の取れた歯並びを実現します。

・歯の位置の偏り(ディスプレイスメント)の修正: 歯の位置が適切でない場合、部分的な矯正を使用して、歯を正確な位置に移動し、噛み合わせを調整します。これは特に、顎の歯に関連する問題に適しています。

・前歯の噛み合わせ(オクルージョン)の改善: 歯科医師は、前歯同士の噛み合わせやオクルージョンに関連する問題を診断し、部分矯正を通じて噛み合わせを調整し、患者の噛みしめや咬合に関連する問題を緩和します。

部分矯正の費用について

インビザライン部分矯正費用の相場は、約30万円~50万円が相場です。全体矯正の約70万円~110万円と比較すると半額の費用相場になります。

プランと費用例

◎エクスプレス:約30万円

・適応症例:後戻り症例などごく軽度の不正歯列

・プチ矯正、ちょっと気になる歯並びのずれに

・治療期間目安:3~4カ月程度

◎ライト:約50万円

・適応症例:軽度の不正歯列

・軽度のかみ合わせの悩みや、少しガタガタしている歯並びに

・治療期間目安:10カ月程度

◎追加費用の可能性

部分矯正の場合、治療計画通り、歯が移動しなかった場合の追加での矯正装置料、後戻り予防のための保定装置や、歯の移動のために必要なIPR(歯と歯の間を削る処置)に追加費用が発生する可能性があります​​。

部分矯正のメリットとデメリット

メリット

・費用が安い: 全体矯正に比べると、部分矯正の費用は30万円程度と安価です​​。

・短い治療期間: 部分矯正の場合、数ヶ月から1年程度で治療が完了します。これは2〜3年かかる全体矯正と比較して大きなメリットです​​。

★部分矯正が向いているケース

軽度の歯並びの問題: 軽度のすきっ歯、軽度の出っ歯、軽度の叢生(凹凸のある歯並び)など​​。

見た目を重視する方: 特に前歯の見た目が気になる場合、部分矯正は効果的です​​。

治療期間を短くしたい方: 全体矯正に比べて治療期間が短いため、結婚式など特定のイベントに合わせたい方に適しています​​。

費用を抑えたい方: 全体矯正よりも費用が安く、経済的な負担が少ないです​​。

矯正後の後戻りを治したい方: 以前に全体矯正を受けたが、前歯が後戻りした場合などに効果的です​​。

デメリット

・噛み合わせの調整ができない: 前歯だけの矯正では全体の噛み合わせを改善することはできません​​。

・歯がしみることがある: 隣接する歯を削る「IPR」治療を行うと、歯がしみることがあります​​。

★部分矯正が向いていないケース

重度の不正咬合: 重度の叢生、出っ歯、受け口などは全体矯正が必要です​​​​。

噛み合わせの問題: 噛み合わせが合っていない場合、全体矯正で治療する必要があります​​。

抜歯が必要な方: 抜歯を伴う治療は部分矯正では対応できず、全体矯正が適しています​​​​。

インプラントが入っている方: インビザライン矯正はインプラント周辺の歯を動かすことが困難なため、適していません​​。

まとめ

綺麗な歯並びを手に入れるためには、歯が移動するスペースが十分に確保されていることも重要な要素の一つです。前歯だけのインビザライン矯正はスペースの確保が難しく、治療可能な症例に限られており治療できないケースもあります。費用と時間の面では全体矯正よりも負担が軽いですが、症状の重さによっては全体矯正が推奨されることもあります。具体的な治療方針については、歯科医師とご相談してみてください。

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